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ソウルの南大門で火災

 ソウル中心部に位置し、韓国の国宝第1号として日本人観光客にもなじみの深い南大門(正式名・崇礼門)の木造の楼閣部分から10日夜、出火した。火は勢いを増しており、鎮火作業は難航。YTNテレビは、構造物の一部が落下し、崩壊を憂慮する声も出ていると伝えた。

 韓国メディアによると、けが人などはないもようだが、楼閣部分から白煙が立ち上り、周囲の道路の一部が交通規制された。聯合ニュースによると、出火直前に買い物袋を持った不審な男が付近で目撃されており、放火の可能性もある。

 YTNテレビによると、当初はライトアップ用設備の漏電が原因とみられていたが、消防が調べた結果、出火場所付近には電気関係の設備は見当たらないという。

 南大門は朝鮮王朝時代の1398年に完成。改築や復元を経て国宝第1号に指定された。付近に大型市場などがあることから「東大門」などと並ぶソウルの観光名所となっている。2006年3月には一般人の立ち入りが禁じられていた門の通路が開放されたが、楼閣部分に近づくことは禁止されている。

[2008年2月11日3時26分]

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