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ビデ倫部長ら逮捕、モザイク処理薄かった

 アダルトビデオの適切な審査を怠り、わいせつなDVDを流通させたとして、警視庁保安課は1日、わいせつ図画販売とほう助などの疑いで、アダルトビデオの自主審査機関「日本ビデオ倫理協会」(ビデ倫)の審査部統括部長小野克巳容疑者(51)ら計5人を逮捕した。

 ビデ倫はアダルトビデオ制作会社から申請を受け、わいせつ物にあたるかどうかを独自の基準で審査する機関。アダルトビデオをめぐり、自主審査機関の担当者が逮捕されるのは初めて。

 ビデ倫は販売店側からわいせつ性を指摘されたにもかかわらず、有効な対策を取っていなかったことも判明。保安課は前理事長ら幹部の関与を追及するとともに、審査員数人についても在宅で立件する方針。

 ほかに逮捕されたのは、アダルトDVD制作会社「h・m・p」社長五郎川弘之(46)、同「アットワンコミュニケーション」社長梅沢幸雄(49)ら4容疑者。

 調べに対し、小野容疑者はわいせつ性の認識について否認。ほかの4人は容疑を認めているという。

 調べでは、小野容疑者は2006年7月と8月、h・m・p側が審査を申請した2作品について、モザイク処理が薄く男女のわいせつ行為が確認できる状態で販売されることを知りながら、わいせつ性はないと判定、販売の手助けをした疑い。五郎川容疑者らは06年9月~07年12月、わいせつDVD計約1万3000枚を販売した疑い。

[2008年3月1日19時26分]

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