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石破防衛相、登庁は一報の1時間半後
石破茂防衛相がイージス艦衝突事故が発生した2月19日朝に防衛省に登庁したのは、発生から約3時間後、第一報を聞いてから約1時間半たった午前7時12分だったことが1日分かった。事故当日に捜索用ヘリコプターをイージス艦航海長らの移送に使用したことに加え、自身の初動の遅れも判明したことで、野党からの引責辞任要求に拍車がかかり、進退判断の時機が早まる可能性も出てきた。
石破氏は1日のTBS番組で、事故発生や事後対応に不手際があったことを受け、増田好平事務次官ら幹部の処分や更迭を検討する考えを表明。「組織の中で起きたことはトップが責任を取るのが原則だ」と述べ、再発防止策取りまとめに区切りが付いた段階で自ら辞任する可能性にも重ねて言及した。
登庁の遅れについては「大混乱している時に登庁するよりも状況をきちんと整理することが大事だった。議員宿舎は防衛省まで車で5分くらいで(到着できるので)特に問題があったわけではない。(防衛省に)いればよかったが、離れた所にいても(状況は)分かる」と説明した。
防衛省には重大事故の際に大臣の登庁時間を規定した省内ルールはない。ただ、石破氏は事故発生以来、防衛省からの第一報の遅れを批判していただけに、自身の初動遅れは釈明が困難だ。
衝突事故は19日午前4時7分に発生、石破氏への第一報は秘書官を通じて5時40分。石破氏は東京・富士見の衆院九段宿舎で電話連絡を受け「救助に全力を尽くせ。準備が整い次第登庁する」と指示したという。
石破氏は幹部の責任については「うやむやにするつもりはない。権限に見合う責任を果たしていないなら、問われないといけない」と強調した。
[2008年3月1日21時43分]
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