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夜空彩る「マカオ国際花火コンテスト」9~10月開催

世界各国の花火がマカオの夜空に打ち上がる
世界各国の花火がマカオの夜空に打ち上がる

 マカオを代表するビックイベントのひとつ、「第28回マカオ国際花火コンテスト」が、9月から10月にかけて開催される。10カ国が出場し、各国独自の花火で、その美しさを競う。過去に優勝経験のある日本チームが、5年ぶりに出場することも決定し、ますます注目が集まっている。花火コンテストのほか、ホテルのオープン情報やイベント紹介、マカオが舞台の最新映画など、とっておきのマカオ情報をお届けします。

10カ国の美しさ競演!日本チームは5年ぶりに参加

 マカオの空を鮮やかに彩る「マカオ国際花火コンテスト」が、9月3、10、15、24日、10月1日に開催される。第28回となる今大会は、10カ国の代表チームが出場。各日2チームの打ち上げが行われ、花火の美しさを競う。レーザー光線や音楽などにあわせて打ち上げられる花火などは実に華やかで、マカオの「秋の風物詩」となっている。今回、5年ぶりに日本チームが出場することでも話題だ。同コンテストで、過去に何度も優勝している日本チームだけに、今回も好成績が期待される。日本チームの出場は、3日目の9月15日。マカオの夜空に日本の伝統的な花火が再び打ち上がる。

 世界的な花火大会がマカオで開催されるには理由がある。およそ100年前、マカオには数多くの火薬工場があり、そこで製造された火薬が香港を経由して輸出されていた。当時、中国からアメリカに輸出された火薬は、そのほとんどがマカオのものだったとも言われている。火薬に縁深かったマカオだからこそ、火薬を平和利用する花火の大会が開催されるようになったというわけだ。

マカオタワー下テラス席&タワー対岸が観覧スポット

 花火観覧のおすすめスポットを、マカオ観光局の松本二実さんに聞いた。「マカオタワー下の特別テラス席がおすすめです。ビュッフェスタイルのお食事を楽しみながら観覧できます」。マカオタワーではほかにも、地上階にあるポルトガル料理のビュッフェレストラン「トロンバ・リージャ」や60階の回転展望レストラン「360°カフェ」でも食事をしながら花火を見られるとのこと。ただし花火当日は混みあう可能性が高いので予約は必須だ。

 南湾湖のマカオタワー対岸も絶好の観覧スポット。「タワーを望む花火がきれいですよ」(松本さん)。また、マカオ半島南西部の山の上にあるペンニャ教会近くの公園からは見下ろす花火が、タイパからはきらびやかなマカオ半島のホテル群の夜景とシンクロした花火が、それぞれ見られる。

 世界の花火が、日本の花火が、マカオの秋の夜空に打ち上がる。異国で見る花火は、きっと最高の思い出になるに違いない。

月見楽しむ中秋節カラフルなランタンでお祭りムード

ランタンが飾られた世界遺産のセナド広場
ランタンが飾られた世界遺産のセナド広場

 旧暦の8月15日にお月見を楽しむ中秋節。今年は9月15日で、マカオでも盛大にお祝いされる。日本ではススキを飾って団子を食べるのが一般的だが、マカオでは色鮮やかなランタンに中国の伝統的な菓子の月餅(げっぺい)の組み合わせ。中秋節には家族が集まり一緒に食事をするのが習わしとなっている。9月に入ると街のあちこちでカラフルなランタンが飾られ、お祭りムードを盛り上げてくれる。また中秋節の特別メニューを楽しめるレストランもある。中秋節当日には、マカオ国際花火コンテストも行われ、日本代表チームが出場する。

トレーを手に走る!「ワールド・ツーリズム・デイ」

マカオ伝統のトレー・レース
マカオ伝統のトレー・レース

 9月27日は、「ワールド・ツーリズム・デイ(世界観光デー)」。国連世界観光機関(UNWTO)が、観光の重要性を認知拡大することを目的として79年に制定した。毎年、UNWTOがテーマを決め、世界中の国と地域がそれぞれイベントを開催する。今年のテーマは「ツーリズム・フォー・オール(あらゆる人のための観光)」。マカオでは毎年恒例のイベントが行われる。聖ポール天主堂跡からセナド広場までを、トレーを持った参加者が走り、その速さを競うという伝統的なトレー・レースだ。マカオのホテルやレストランから毎年200人以上のスタッフが参加する。

ミニエッフェル塔が特徴の大型リゾートホテル誕生!

毎晩ライトショーが開催されるエッフェル塔のレプリカ
毎晩ライトショーが開催されるエッフェル塔のレプリカ

 ゴージャスなホテルが立ち並ぶコタイエリアに、ひときわ目を引くホテルが新たに誕生する。9月13日にオープンする「ザ・パリジャン・マカオ」は、入り口の正面に立つ、2分の1サイズのエッフェル塔が特徴的な大型リゾートホテル。スイートを含む3000室の客室が用意されている。ショッピングモール「ショップス・アット・ザ・パリジャン」は、パリのシャンゼリゼ通りをイメージした作りで、有名ブランド店を中心に150を超えるショップが軒を連ねる。マカオの新たなランドマークとなりそうだ。

マカオも舞台!ハリウッド映画公開記念のツアーも

TN&© 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
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 マカオが舞台のひとつとなっているハリウッド映画「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」が9月1日、公開された(配給:KADOKAWA)。華麗なイリュージョンで不正に搾取された金を奪う4人のイリュージョン集団と、それを阻止しようとする天才エンジニアとの攻防を描いた本作。主演は「ソーシャル・ネットワーク」のジェシー・アイゼンバーク。ハリーポッターシリーズでおなじみのダニエル・ラドクリフが初の悪役を演じることでも話題となっている。旅行会社のエイチ・アイ・エス(HIS)では、映画公開を記念したツアーも企画されている。

マカオのモーターレースや歴史市街地区を東京で体験

 世界最大級の旅行の博覧会「ツーリズムEXPOジャパン2016」が9月22~25日、東京ビッグサイトで開催される(22、23日は旅行業界・プレスのみ)。「旅は変える、人生を。世界を。」をテーマとした同イベントに、マカオ観光局も東1ホール「A-29」に出展する。バーチャル・リアリティー(VR)で、市街地を走るモーターレース「マカオ・グランプリ」や、世界遺産にも登録されている「マカオ歴史市街地区」を体験できるイベントやマカオグルメのコーナーなどが用意されている。前売り券は大人1100円、学生600円、当日券は大人1300円、学生700円。保護者同伴の小学生以下の子どもと、学生証提示で中高生は無料となる。

協力:マカオ観光局 http://www.macaotourism.gov.mo




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