博多ラーメン店「一風堂」を国内外で運営する「力の源ホールディングス(HD)」(福岡市)が東京証券取引所に上場申請したことが6日、分かった。関係者によると、新興企業向けのマザーズ市場への上場を目指しているとされる。申請は昨年12月とみられ、審査が順調に進めば3月にも上場する見通し。

 力の源HDは一風堂を国内だけでなく、日本食ブームに乗り米国やアジアなど海外へも積極展開している。上場により市場から調達した資金で、事業をさらに拡大する狙いがあるとみられる。

 一風堂は1985年に福岡市で1号店が開店した。海外では2008年にニューヨークに出店したのを皮切りに、シンガポールや香港にも進出。力の源HDによると6日現在で国内に81店舗、海外に60店舗がある。

 力の源HDは一風堂以外にもレストラン事業などを展開して成長を続けており、16年3月期の連結売上高は前年同期比16・9%増の208億円。同社は「さまざまな可能性を検討しているが、(上場については)正式に決定している事実はない」とのコメントを発表した。(共同)