山梨県警は12日、県内で昨年発生した山岳遭難者が160人で、うち首都圏の登山者が約7割を占めると明らかにした。統計の残る1965年以降最多だった75年の135人を上回った。県警は「登山ブームが背景にあるのでは」としている。

 県警によると、160人のうち死者と行方不明者は計26人でほかは軽傷など。東京都の遭難者が最多の55人で、首都圏では神奈川県29人、山梨県12人、埼玉県8人、千葉県6人、栃木県2人、群馬県1人。遭難場所は南アルプスが最多の62人で、富士山では19人だった。

 県警は「登山届を提出した上で、計画に無理がないか確認して安全に登山を楽しんでほしい」と呼び掛けている。(共同)