米軍のシリアへの巡航ミサイル攻撃は、トランプ米大統領(70)の長女イバンカさん(35)の進言によるものであることが12日、分かった。イバンカさんの弟で実業家のエリック氏(32)が英紙デーリー・テレグラフに「イバンカが父に影響力を行使したのは間違いない」と明かした。スパイサー大統領報道官も決断の背景にイバンカさんの存在があったのは「疑いの余地がない」と認めた。

 エリック氏はデーリー・テレグラフのインタビューに「イバンカは3人の子どもの母親だ。そして彼女は父への影響力を持っている」と答え、シリアの化学兵器使用について「『お父さん、聞いて。これはひどいことよ』と父に言ったのは間違いない」と明かした。

 子どもたち31人を含め少なくとも87人が犠牲になった今月4日のシリアの化学兵器によるとみられる空爆の被害映像を見て、イバンカさんは「残虐な攻撃を受けた映像に悲しみに打ちひしがれている。怒りを禁じ得ない」とツイートした。6日にシリアの空軍基地に59発の巡航ミサイル攻撃が行われると、「人類に対する恐ろしい犯罪行為を決して容認しない父を誇りに思う」と書き込んでいた。