トランプ米大統領は12日、「記者会見を開くのをやめて、正確さを期すために質問への回答を書面で配布するのが一番いいかもしれない」とツイッターに投稿した。ロシアによる大統領選干渉疑惑や、連邦捜査局(FBI)のコミー長官解任を巡る報道が自身に批判的なことへの不満をあらわにした。

 トランプ氏は「コミー氏は報道機関へ情報を漏らし始める前に、われわれの会話の録音記録が存在しないよう願うべきだ」とも書き込んだ。コミー氏がメディアの取材に応じて内幕を暴露しないよう脅迫めいた表現でくぎを刺した。

 コミー氏の解任を巡っては、ロシアとトランプ氏周辺の不透明な関係を調べているFBIの捜査妨害が狙いではないかと疑う見方がメディアで強まっている。

 記者会見の取りやめに言及したトランプ氏について、政治評論家はCNNテレビの番組で「真実に甘い姿勢を象徴している」と批判した。

 トランプ氏はロシアによる大統領選干渉疑惑について「選挙で負けた民主党の言い訳だ」とあらためて主張した。(共同)