「もうあかん、やめます!」との垂れ幕を掲げた店じまいセールで知られた老舗靴店「シューズ オットー」(大阪市北区)が神戸地裁尼崎支部から破産手続きの開始決定を受けたことが19日、分かった。東京商工リサーチによると、決定は4月26日付で、負債総額は不明。既に営業は終了していた。

 資金不足などから手続きの廃止も同時に決まり、破産となった。

 同社は1977年に創業。近年は競合する靴チェーン店の拡大で売り上げが低迷し、高齢の創業者の健康不安もあり、昨年2月に店舗を閉鎖していた。

 営業当時はビジネスマン向けの紳士靴のほか、中敷きで身長を高く見せる「シークレットシューズ」などを販売。派手な黄色い店構えや、店頭に掲げた世相風刺の名コピーでも注目を集めた。(共同)