いじめ被害を訴えていた仙台市立中2年の男子生徒が4月に自殺した問題で、市教育委員会は19日、50代の女性教諭が授業中に生徒の口に粘着テープを貼ったり、自殺前日に別の50代の男性教諭が生徒の頭をたたいたりする体罰を加えていたと市議会に報告した。

 市議会後、大越裕光教育長は報道陣に「(自殺前日の)4月25日の体罰が、男子生徒が自殺した一因の可能性もあり得る」との認識を示した。市教委は教諭の処分を視野に事実関係を調査する。

 市教委によると、粘着テープを貼ったのは1月。15センチ程度の長さで約10~15分間、口をふさいだ。「生徒がうるさくしていたため」としている。4月には、授業の終了時にあいさつをする際、生徒が寝ていたため男性教諭が後頭部をたたいた。男子生徒は4月26日に自宅近くのマンションから飛び降りて死亡した。