福岡市中央区のみずほ銀行福岡支店前で4月、現金約3億8000万円が強奪された事件で、福岡県警が事件に関与したとみられる人物を数人特定したことが19日、分かった。実行犯らが車を乗り換えるなどして関東方面に逃走した形跡があることも判明。県警は特定した人物の行方を追うとともに、犯行グループが関東周辺に拠点を構えている可能性もあるとみて捜査している。

 捜査関係者によると、実行犯は2人で、強奪後、別の人物が運転する白色のワゴン車に乗って逃走。この車は4月末、県内の事業所敷地で見つかり、県警が押収した。実行犯らは別の車に乗り換えており、県警はワゴン車や乗り換えた車を捜査して車両の準備などに関わったとみられる数人を特定した。

 実行犯らについて県警は、防犯カメラの映像から乗り換えた車を追跡するなどし、関東方面に向かった形跡があるという。