三橋歌織被告への再鑑定認めず
東京都渋谷区の自宅で夫を殺害、切断したなどとする殺人罪などに問われ、精神鑑定で「心神喪失状態だった」とされた三橋歌織被告(33)の公判が27日、東京地裁であり、検察側が求めていた別の精神科医による再鑑定について、河本雅也裁判長は「必要がない」と却下、証拠調べを終えた。
4月10日の次回公判で検察側の論告求刑と弁護側の最終弁論をして結審する。
この日は3度目の被告人質問があり、三橋被告は、夫の頭をワインの瓶で殴った殺害行為について「殴ったという感覚はなかったが、倒れた姿を見た後、自分が瓶を持っていたため、(自分が)殴ったと分かった」と述べた。
河本裁判長が「捜索願を出したり、夫を装ったメールを夫の家族に送ったりした際、なぜ殺害を認めなかったのか」と尋ねると、か細い声で「怖くて言えませんでした」と答えた。
検察側は、検察、弁護側双方がそれぞれ推薦した2人の鑑定医が、いずれも心神喪失との認識を示した鑑定結果を不服として、今月24日の公判で再鑑定を請求していた。
起訴状によると、三橋被告は2006年12月、自宅マンションで夫祐輔さん(当時30)の頭部を殴って殺害。遺体を切断し遺棄した。
[2008年3月27日20時59分]
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