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三浦和義元社長88年逮捕状「取り消し」

三浦元社長と面会したバーライン弁護士が会見(撮影・寺沢卓)
三浦元社長と面会したバーライン弁護士が会見(撮影・寺沢卓)

 米ロサンゼルスで1981年に起きた銃撃事件で、サイパンで逮捕された元会社社長、三浦和義容疑者(60=日本では無罪確定)の弁護側が10日、記者会見し「(2月22日の)逮捕の根拠だった1988年の逮捕状をロサンゼルス郡地裁が今年2月25日、取り消していたことが判明した」と述べ、郡地裁に釈明を求める方針を明らかにした。

 弁護側が示した郡地裁の記録のコピーによると、2月25日午前、殺人と共謀の容疑による88年の逮捕状が取り消され、地裁のシャピロ判事が新たな逮捕状を発付していた。郡地検は逮捕、拘束について問題はないとの立場だが、弁護側は「拘束の根拠は失われた」と強調している。

 サイパンのバーライン主任弁護人は「逮捕状が差し替えられた理由は不明だが、ロス市警の要請に基づく措置だ。その事実がなぜかサイパンの司法当局には知らされておらず、サイパンの判事は(取り消された)88年の逮捕状に基づいて審理していたことになる」と語った。

 サイパンを管轄する北マリアナ諸島のフィティアル知事の報道官は10日夜、「逮捕状の取り消しは知らない。逮捕は88年の逮捕状に基づき適法に行われ、(その後も)法にのっとって処理している」と語った。

 弁護側によると、ロスの郡地裁では現地時間の今月10日午前10時(日本時間同11日午前2時)、ロスのゲラゴス弁護人がシャピロ判事に釈明を求める審理が開かれる予定。その結果を受け、サイパンでは11日にも、弁護側が元社長の拘束を解くよう求める人身保護請求を行う方針。

 [2008年3月10日21時6分]


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