三浦元社長の弁護側、人身保護請求へ
米ロサンゼルスで1981年に起きた銃撃事件で、サイパンで逮捕された元会社社長、三浦和義容疑者(60=日本では無罪確定)の移送審理が19日、サイパンの地裁で開かれ、「拘束は不当」とする弁護側はあらためて移送を拒否、釈放を求め人身保護請求する意思を正式表明した。
地裁のマングロナ判事は人身保護請求の提出期限を4月18日と定め、検察側の反論、弁護側の再反論を経て、移送をめぐる次回審理を5月28日に設定した。
元社長側は、判決が確定した事件で再び罪に問われない「一事不再理」の原則に反していると主張。人身保護請求が地裁で却下されても上訴する方針で、移送阻止に向けて徹底抗戦の構え。検察側との攻防は長期戦の様相を呈している。
カリフォルニア州から移送要請が届き、サイパンを管轄する北マリアナ諸島の知事が移送命令書に署名して以来、初めての審理。
元社長は、88年に出された殺人、共謀容疑での逮捕状を基に拘束され、その後、拘束の根拠は、移送命令書に切り替わった。
三浦元社長は開廷前に通訳らと言葉を交わし、時折笑顔を見せた。
これとは別に、元社長のロスでの弁護人は逮捕状の取り消しをロス郡地裁に求めているが、検察側は移送前の段階ではロス郡地裁に審理の管轄権はないとの見方を示している。
[2008年3月19日14時54分]
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