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ダイアナ元妃は「事故死」と陪審員

 パリで1997年に衝撃的な死を遂げた後、英情報機関などによる偽装殺人説などが一部に根強く残っていたダイアナ元英皇太子妃(当時36)の死因を究明する審問で、陪審員は7日、元妃は「過失による交通事故死」だったとする評決を出した。「国民のプリンセス」として親しまれた元妃の死は約10年を経て公式の結論が出た。

 陪審は、元妃の運転手の飲酒や、当時元妃を追い掛けていたパパラッチと呼ばれるカメラマンの追跡行為を事故原因に挙げた。評決は陪審員11人の全員一致ではなく、9人の多数意見だった。

 元妃が乗っていた車は97年8月、パリでトンネル側壁などに衝突し大破、元妃と同乗していた交際相手の富豪ドディ・アルファイド氏らが死亡した。

 フランスと英国の両警察は運転手の飲酒や速度超過による事故と結論付けたが、ドディ氏の父でロンドンの高級百貨店ハロッズ所有者のモハメド氏は、エリザベス女王の夫フィリップ殿下が元妃とイスラム教徒のドディ氏の結婚を阻むため、情報機関に殺害させたとの陰謀説を強く主張した。

 審問は死亡状況が不明確な英国人の死因や死亡日時を確定する司法手続きで、昨年10月に本格審理が開始。王室検視官が事故現場の検証や250人以上の証人調べなどを行うなどして死因究明に当たり、3月末、陰謀説を退けた。

 [2008年4月8日2時34分]


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