北京ホテルにチベット民族客らの通報義務
中国の公安当局が、北京市内のホテルなど宿泊施設に対し、チベット民族やウイグル民族の宿泊客が来たら直ちに通報するよう義務付けていることが5日、分かった。北京五輪組織委員会と中国政府の関係部門で構成する警備担当チーム関係者が明らかにした。
中国当局は、チベット暴動を受け両民族の独立派組織の動きに警戒を強めており、関係者は「活動組織に関係のない人間でも監視対象にする。通報義務は既に始めた」と話した。
警備担当チームの独立派に対する注意は当初、海外から来る活動家に向けられていたが、「チベット自治区で発生したデモが他省にも飛び火したことはまったく想定外。根本的な対策練り直しを迫られている」(同関係者)という。
公安当局はテロや妨害行動とともに客席などで政治的メッセージが掲げられることも警戒、開閉会式の入場券購入者を対象に身辺調査も実施している。関係者は「他会場も含め、少しでも不審な人物は正規購入の入場券の発行を停止する可能性もある」と、会場からの閉め出しも示唆した。
[2008年5月5日20時38分]
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- チベット民族
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