がれきの中で同級生らと流行歌を合唱
「歌いながら励まし合った」-。中国・四川大地震で倒壊した校舎の下敷きになった四川省・北川県の高校1年生、李安寧さん(16)は、がれきの中で同級生らと流行歌を合唱、40時間後に解放軍兵士に救出された。
15日の新華社電などによると、李さんは4階の教室で地理の授業を受けていた際、5階建ての校舎が倒壊。身動きが取れず、闇の中で近くにいた男子生徒の手を握ると、間もなく冷たくなっていくのが分かった。
周りにいたはずの同級生の名前を呼んでも返事はなかったという。10時間ほど暗闇の中でじっとしていると、生き残った生徒の1人が突然「ここを出なければ」と大声で叫んだ。別の学生は「出られたら勉強を頑張ろう」と応じた。その後「誰かが歌を歌い始め、次から次へと歌を合唱」。李さんがよく覚えているのは台湾の男性歌手の曲だったという。
北川県は今回の地震の最大被災地の1つ。李さんの学校では1000人の教師、生徒らが生き埋めとなった。生存者は数えるほどで、李さんも左脚を骨折する重傷を負った。
[2008年5月16日7時30分]
関連ニュース
キーワード:
- 四川大地震
ソーシャルブックマークへ投稿
ソーシャルブックマークとは