同性愛者同士の結婚を認めないのは違憲
米カリフォルニア州最高裁は15日、州が同性愛者同士の結婚を認めていないのは平等を定めた憲法に違反するとの判決を下した。同性婚の是非は、国民の多くがキリスト教徒の米国で政治問題化しており、大統領選を控え、信仰と相いれないとする反対派を巻き込み議論が高まりそうだ。
シュワルツェネッガー州知事は、過去に同性婚を合法化する法案に拒否権を行使したことがあるが、今回は声明で「判決を尊重する」と表明。反対派は判決を無効にするため、仮差し止め請求や住民投票提起へ向けた手続きを始めるという。
判決は判事7人のうち4人の多数意見。残る3人は「議会や住民投票で決めるべきだ」などと反対し、意見が割れた。
全米で同性婚を認めているのは東部マサチューセッツ州だけ。ロイター通信によると、45州は同性婚を禁止したり、結婚を異性同士と定めたりしている。人口最大のカリフォルニア州での同性婚容認判決は他州に影響を与えるとみられる。
カリフォルニア州法は結婚を異性同士と明記していたが、サンフランシスコ市は2004年、同性婚を独自に承認。その後、州最高裁がこれを無効とする判決を出したため、市などが州を提訴していた。
[2008年5月16日10時31分]
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