反仏感情悪化、フランス旅行締め出しか
中国の旅行業界が当局からの指示でフランス旅行の販売を見合わせ始めたとの情報があり、フランス外務省の報道官は30日「極めて重大な関心を持っている」と危機感を表明し、北京のフランス大使館を通じて情報収集を進めていることを明らかにした。フランス公共ラジオなどが伝えた。
パリで4月に行われた北京五輪聖火リレーの混乱に伴い、中国ではフランスに対する反感が高まった。フランスのサルコジ大統領は訪中する大物政治家らに親書を託し、慌てて火消しを図ったが、いまだに反フランス感情がくすぶり続けている可能性があり、フランス側は神経をとがらせている。
フランスのメディアは北京の旅行業界などの話として、北京市当局が業界に対して旅行パンフレットからフランス関連商品を取り除くよう指導したと報じている。
中国の観光当局はこの情報を否定しているが、既にフランスでは中国からの予約が減り始めたとの報道もある。フランス外務省報道官は「(中国側から)何としても説明を聞かなくてはならない」と述べた。
フランスへの中国人旅行者は増加傾向にあり、2007年は約70万人に達した。
[2008年5月31日9時42分]
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