「地下鉄飲み会」に1万人、でも大混乱
ロンドンの公共交通機関が1日から飲酒禁止となったことを惜しみ、市内を環状に走る地下鉄サークルラインなどで5月31日夜、酒類持ち込みパーティー「地下鉄でもう1杯」が行われた。
「英国の伝統が終わるに当たり、乾杯しよう」とのウェブサイトでの有志の呼び掛けに「約1万人」(主催者)が集まったが、過度の酔っぱらいが続出。英メディアによると、運転士や警官への暴力、車両の破損などで17人が6月1日までに逮捕された。6駅が1時閉鎖、運転を見合わせる路線も出るなど大混乱となった。
地下鉄での飲酒禁止は5月に就任したジョンソン市長の公約。英国ではアルコール依存症や酒と暴力の結び付きが社会問題になっている。
BBCによると、パーティー当日の車内はラッシュ時並みに混雑。参加者は「車内でも節度ある飲酒ができることを示したい」と話すシャンパン持参の市民(43)から、「地下鉄でのビールは格別。今日は吐くまで飲む」という船員(35)までさまざまだった。
[2008年6月2日11時40分]
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