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戦闘激化、ロシア軍が空爆継続

 グルジアからの分離独立を主張する南オセチア自治州に軍事介入したロシア軍は8日、自治州に進攻していたグルジア軍と激しく交戦した。ロイター通信は9日、ロシア軍機がグルジア中部のゴリ近郊で同日午前(日本時間同午後)に空爆を実施したと報じた。5人が死亡したという。グルジア領内でのロシアの空爆は8日に続き2日目。ロシア軍当局は、同軍機2機が撃墜されたと確認した。

 グルジアのサーカシビリ大統領は9日、議会の承認を得て戒厳令を敷くと表明した。

 ロシアのラブロフ外相は、戦闘地域での死者が既に1500人に上り、増え続けていると表明。インタファクス通信などによると、ソビャニン副首相兼官房長官は、南オセチアの3万人がロシアに避難したと述べた。

 ロシアのメドベージェフ大統領は、グルジアに戦闘停止を強いるため作戦行動を行っていると述べ、国際社会が求めている即時停戦には応じない姿勢を示した。

 ロシア外務省は8日、ラブロフ外相が米国のライス国務長官と3回電話会談し、グルジアに攻撃停止を促すよう求めたと明らかにした。ライス氏はロシアに、グルジアの主権尊重と空爆などの停止を求めた。北京五輪の開催国、中国も即時停戦を呼び掛けた。

 サーカシビリ大統領は、ロシア軍の爆撃でグルジア兵ら30人が死亡したと表明。ロシアはグルジアの攻撃で兵員15人が死亡、150人が負傷したとしている。

 南オセチアの州都ツヒンバリでは9日未明も散発的な戦闘が続いたが、ロシア軍当局者は同日、ツヒンバリからグルジア軍部隊を排除したと語った。

 親欧米のグルジアは7日、親ロシアの南オセチアに進攻。ロシアは平和維持軍増援の名目で戦車などを派遣した。

 [2008年8月9日20時13分]


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