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宇宙ごみ「数十年は回避操作必要」

 米ロの人工衛星が衝突し宇宙ごみが大量に発生した問題で、米国防総省のカートライト統合参謀本部副議長は12日、宇宙ごみへの衝突を避けるため、ほかの衛星が軌道変更するなどの操作が数十年必要になるとの懸念を表明した。ロイター通信が伝えた。

 安全保障に関する会合で、副議長は「心配なのは破片がしばらく宇宙にとどまることだ。今後数十年にわたってドッジボールのようなことをしないといけないだろう」と述べた。

 AP通信によると、2つの衛星は高度約800キロで衝突、大量の破片が高度500-1300キロの範囲に散乱した。この高度は多くの通信衛星や地球観測衛星がある“宇宙銀座”。米航空宇宙局のハッブル宇宙望遠鏡も周回し、5月にはスペースシャトルによる修理延命飛行が予定されているが、宇宙ごみの影響を懸念する米メディア報道もある。

 軌道解析に詳しい米国のアナリティカルグラフィックス社は、南からシベリア上空に北上してきた米イリジウムサテライト社の通信衛星に、ほぼ直交する形で左から飛来したロシアの衛星が衝突したとの解析結果を明らかにした。(共同)

 [2009年2月13日11時13分]


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