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新疆ウイグル自治区の暴動で140人死亡

暴動が起こった中国新疆ウイグル自治区の区都ウルムチ(新華社=共同)
暴動が起こった中国新疆ウイグル自治区の区都ウルムチ(新華社=共同)

 中国新疆ウイグル自治区当局者は6日、区都ウルムチで5日夜発生した大規模暴動による死者が140人に上り、826人が負傷したと発表した。新華社が伝えた。死者数はさらに増える見込みで、1949年の新中国建国以来、当局が認めた少数民族による暴動としては最大級の規模とみられる。

 胡錦濤指導部は10月に建国60周年を控えて国内の「安定と団結」を最重視してきたが、大規模暴動に強い衝撃を受けているとみられる。今後は一段と引き締めを強める見通しだが、少数民族の反発は根強く、難しいかじ取りを迫られるのは必至だ。

 地元警察当局者によると、死者のうち57人は市内の現場で死亡しており、暴動が激しかったことを物語っている。暴動参加者については5日、香港メディアなどが約3000人と報じたが、具体的な数は不明。新華社によると、暴動でバス190台、タクシー10台、警察車両2台を含む261台の車両が燃やされ、商店203店舗と家屋14軒も壊されたという。

 警察当局は6日、暴動参加者のうち扇動役となった10人余りを含む数百人を拘束するとともに、検問所を臨時に設置して、約90人の行方を追っていることを明らかにした。世界の亡命ウイグル人組織を束ねる「世界ウイグル会議」(本部ミュンヘン)は、死傷者に子供や女性も含まれ、既に1500人が逮捕されたとの声明を発表した。

 昨年3月に起きたチベット自治区ラサでの大規模暴動では、当局側発表で23人が死亡(チベット亡命政府は死者200人以上が死亡と発表)しており、今回は大幅に上回る被害が出た。

 新疆ウイグル自治区のヌル・ベクリ主席は6日、国外のテロ勢力や独立派がデモを扇動したとして「計画、組織された暴動」だったとの談話を発表。「安定は幸せであり、動乱は災いだ」と強調し、民族同士の団結を呼び掛け、独立派に対する取り締まり強化を訴えた。(共同)

 [2009年7月6日18時32分]


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