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新生GMが発足、破産手続き40日で終える

 経営破綻(はたん)した米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)は10日、米連邦破産法の手続きを終え「新生GM」への優良資産の売却を完了したことを発表した。ヘンダーソン最高経営責任者(CEO)が同日朝(日本時間夜)、記者会見した。

 GMは6月1日、破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請し、米製造業史上で最大規模の破綻となった。オバマ政権は当初想定していた60~90日間から手続き期間を大幅短縮、約40日間という異例の速さで新生GMを発足させた。

 今後は米政府の60・8%出資など全面支援を受け、復活を急ぐ。4月末に破綻したクライスラーに続き、GMも法的管理から脱することで、米政府の自動車業界支援は大きな節目を迎える。

 ただ世界的な自動車不況が長期化しており、新生GMの経営が軌道に乗るかは不透明。人員削減や工場閉鎖など大規模リストラで経営効率化を図れるかが焦点となる。

 新生GMは、旧GMから引き継いだ「シボレー」など4ブランドに経営資源を集中。2010年の再上場を目指す。

 米政府は、手続きが長引くとGMの資産劣化や自動車業界の混乱を招くとして、10日までの売却完了をニューヨークの連邦破産裁判所に要請。同裁判所は「(承認しないと)債権者や部品メーカー、地域社会は悲惨な結果に陥る」として、5日に売却を承認した。

 破産法申請前に有力債権者や労働組合の合意を取り付けておく「事前調整型」が功を奏し、2~3年を要した米航空大手と比べ、短期間で手続きを完了。新生GM株は当初、米政府のほかにカナダ政府と州が11・7%、全米自動車労働組合(UAW)が17・5%、債権者が10%保有する。(共同)

 [2009年7月10日23時21分]


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