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新型インフルワクチン接種後に1人死亡

 カナダ保健当局者は25日、英グラクソ・スミスクライン(GSK)社製の新型インフルエンザワクチンを接種後、アレルギー症状の一種で呼吸困難や血圧低下に陥る副作用のアナフィラキシーが出たケースが24例あり、うち1人が死亡したと明らかにした。

 報道によると、死亡したのはケベック州に住む80代の男性。当局者は、この男性には基礎疾患(持病)があったとして、現時点ではワクチン接種と死亡との因果関係は不明だと述べた。

 日本もGSK製ワクチンの輸入を予定しており、厚生労働省はカナダに調査チームを派遣する方針。

 GSKの新型ワクチンについては、カナダのマニトバ州でワクチン接種を受けた患者に、通常より高い割合でアナフィラキシーの症例が出たため、複数の州で製造時期が同じ17万本が使用中止になり、回収されている。ただ、このワクチンはケベック州には出荷されていないとの一部報道もあり、GSKや保健当局が調査を進めている。

 25日にオタワで開いた記者会見で、カナダ保健当局のバトラージョーンズ医師は、GSKの新型ワクチンを接種後にアナフィラキシーが出た率は、カナダ全体では10万人当たり0・32人だったが、先週回収された17万本については同4人だったと説明した。通常は同1人程度とされている。

 厚労省はワクチンは一部の製品だけの問題か、GSK製全体の問題かについても情報収集を進めている。

 GSKはこれまでにカナダ全体で750万本の新型ワクチンを出荷。保健当局によると、カナダで流通している新型ワクチンはGSK製だけ。(共同)

 [2009年11月26日11時6分]


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