パイオニアがプラズマ用パネルから撤退
パイオニアがプラズマテレビ用パネルの自社生産から撤退する方針を固めたことが、4日明らかになった。パネル生産は松下電器産業に委託する方向で調整しており、プラズマテレビの組み立て・販売は継続する。7日に発表する。
液晶も含めた薄型テレビの価格競争で、収益が悪化。基幹部品のパネルを外部調達に切り替えることでコスト競争力を強化し、薄型テレビ事業での生き残りを図る。
パイオニアは鹿児島工場(鹿児島県出水市)、静岡工場(静岡県袋井市)、山梨工場(山梨県中央市)の3工場で、42、50、60型のプラズマテレビとパネルを生産。2008年度内をめどにパネル生産を打ち切る見通し。
同社は資本提携先のシャープから液晶パネルを調達し液晶テレビ事業に進出することを決めており、静岡工場と山梨工場はテレビの組み立てを行うことになる見込み。鹿児島工場についても従業員の雇用を継続する方向で調整している。
プラズマパネルは国内では松下、日立製作所、パイオニアの3社が生産を手掛けてきたが、パイオニアの撤退で2社に集約されることになる。液晶テレビ用のパネル生産も提携が進んでおり、プラズマ、液晶の両薄型テレビの販売競争が激化しそうだ。
[2008年3月4日11時0分]
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