味の素が業績下方修正、冷凍食品離れ深刻
味の素は31日、2008年3月期の連結業績予想を下方修正した。中国製ギョーザ中毒事件の影響で冷凍食品の売り上げが大きく減ったことや、原材料の価格が上昇していることが響いた。
売上高の予想を従来の1兆2250億円から1兆2200億円に引き下げた。純利益も335億~350億円の予想から、303億円に下方修正した。
中毒事件が1月下旬に発覚した後、消費者の冷凍食品離れが進み、完全子会社、味の素冷凍食品の2月の売上高は、前年同月に比べて約3割減少した。中でも主力商品の冷凍ギョーザは半減したという。
食品の原材料価格が世界的に高騰していることも利益を圧迫した。昨年秋、品質向上を理由に実質値上げした調味料の「ほんだし」は、売り上げが予想以上に減少したという。原料高に伴う大幅な価格引き上げは難しい情勢で、同社を取り巻く環境は今後、厳しさを増しそうだ。
[2008年3月31日18時2分]
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- 中国製ギョーザ中毒事件
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