日銀副総裁昇格へ安堵と失望広がる
日銀の白川方明副総裁の総裁昇格が確実になったことで、日銀内では「総裁空席がようやく解消される」と安堵(あんど)が広がる半面、副総裁1人が欠員になることについては失望の声が出ている。
金融政策の決定権がある政策委員の定数は総裁、副総裁2人、審議委員6人の計9人。現在は総裁と審議委員1人がいない。白川副総裁が総裁に昇格する一方、渡辺博史一橋大大学院教授(前財務官)の副総裁就任が不同意になれば、政策委員の欠員2人は変わらない。
日銀幹部は「日常業務に影響しないよう努力するだけ」と冷静を装うが、一部には「議論の多様性が失われる」との懸念も。民主党が天下りを理由に渡辺氏の不同意を決めたことには「政府の下部機関のように見られていること自体、耐えられない」と憤りの声も聞かれた。
[2008年4月8日21時52分]
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- 白川方明
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