国の借金849兆円で過去最高を更新
財務省は12日までに、国債、借入金、政府短期証券を合わせた国の債務(借金)の残高が2007年度末時点で849兆2396億円になったと発表した。06年度末の834兆3786億円から14兆8610億円増加し、過去最高を更新した。国民1人当たりでは、06年度末より約12万円多い約665万円の借金を抱えている計算となる。
債務の増加幅は、特別会計の余剰資金を取り崩して返済に充てた06年度より増えたものの、07年度は税収が好調を持続し、国債の新規発行額が減少したため、05年度までに比べると小幅増だった。
津田広喜事務次官は記者会見で「(債務の)金額は非常に大きいが、11年度の基礎的財政収支を黒字化した上で(債務の対国内総生産比を下げる)目標に向かっていきたい」と述べた。
債務の中心を占める国債は10兆2058億円増の684兆3278億円。このうち普通国債は9兆7569億円増加し、541兆4584億円となった。
一般会計や特別会計の借入金は2兆1235億円減少し、57兆1589億円。一時的な資金不足を補う政府短期証券は6兆7787億円増の107兆7528億円となった。
[2008年5月12日19時10分]
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