豪州産大麦から基準値3倍の残留農薬
三菱商事が4月にオーストラリアから輸入した大麦2万1000トンを検査したところ、食品衛生法の基準値の3倍に当たる残留農薬が検出されたことが14日、分かった。農林水産省が買い入れを中止したため、市場には出回っていない。輸入麦の買い入れ中止は初めて。
検出されたのは、殺虫剤のアミトラズとフィプロニルの2種類で、サンプル検査で三菱商事が見つけ、買い入れ契約を結んでいた農水省に連絡した。農水省は同社とオーストラリア政府に原因の究明を求めた。
食品衛生法を所管する厚生労働省は「アミトラズとフィプロニルは基準値の3倍となる量を摂取しても、直ちに健康被害を及ぼすとは考えにくい」と話している。
輸入大麦は農水省が商社から全量を買い入れ、国内の食品メーカーなどに売り渡している。商社には225品目の農薬について残留値の検査を義務付けている。
[2008年5月14日22時38分]
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