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全日空が11年度に国際線1・5倍戦略 

 全日本空輸は19日、国際線を2011年度に09年度の約1・5倍に当たる週364往復に拡大することを柱とする経営戦略を発表した。同時に、旅客数の低迷を受けて10年3月期連結決算業績予想の純損失を従来予想の280億円から650億円に下方修正。経営戦略の実行により11年3月期の黒字転換を目指す。

 会社更生手続き中の日本航空が路線廃止や減便を進める一方で、全日空は成田空港と羽田空港の発着枠拡大をてこに、国際線拡大による成長戦略を鮮明にした。

 経営戦略は10、11年度の2カ年計画。成田発着のアジア路線を10年度下半期から11年度に4路線、11年度には欧米2路線をそれぞれ開設。羽田と欧州を結ぶ路線を11年度に開設し、米ボーイングの最新鋭中型旅客機787を使う。

 国際線拡大に伴って10、11年度に旅客機を計44機導入し、うち20機をボーイング787とする。ジャンボ機は15年度までにすべて退役させる。

 国内線は羽田(東京)-徳島線を従来予定より約半年前倒しして、ことし10月31日から運航し、1日3往復とする。

 一方、傘下にある旅客や貨物の運航会社6社を11年度までに2社に再編。全日空とエアーニッポン(東京)が11年度に合併し、傘下2社を統括するグループ体制とする。

 業績修正では、10年3月期の売上高は予想の1兆2600億円から1兆2200億円に落ち込む。12年3月期には、国際旅客の売上高を10年3月期の7割増とし、純利益370億円を見込む。(共同)

 [2010年3月19日22時34分]


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