共産市田氏が蟹工船ブームで党勢拡大意欲
共産党の市田忠義書記局長は26日の記者会見で、戦前のプロレタリア文学の代表作である「蟹工船」が若い世代を中心に人気を呼んでいることに関連し「次の選挙での躍進につなげたい」と党勢拡大に意欲をみせた。
ブームの背景について「(労働者が)全くの無権利に置かれた戦前の状況と今が重なり合う。『貧困問題が解決できるのか』と、新自由主義的なやり方の限界に関心が集まっている」と分析。「根っこを変えなければ駄目だという共産党の考え方が受け入れられ、支持を広げる新たな条件が生まれつつある」と強調した。
ただ「(ブームは支持拡大の)あくまで条件だ」とも指摘。楽観することなく、対話型の演説会などを開催し、関心を持つ層への働き掛けを強める考えを示した。
[2008年5月26日20時59分]
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