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坂本政務官が自らの発言を謝罪、撤回

 坂本哲志総務政務官は6日午前に総務省で記者会見し、東京・日比谷公園の「年越し派遣村」に集まった失業者らをめぐり「本当に働こうとしている人か」とした自らの発言について「関係者に迷惑をかけた。発言を撤回して深くおわびしたい」と謝罪した。ただ政務官辞任は否定した。

 これに対し、野党各党は「人の心を傷つけた発言は、撤回して済むものではない」(民主党の鳩山由紀夫幹事長)として政府側に対し一斉に坂本氏の更迭を求めた。麻生太郎首相は新たな難題を抱え込んだ形。

 鳩山幹事長は、国会内で記者団に「野党4党が一致して行動し、早期の罷免を求める」と強調。共産党の市田忠義書記局長は「自公政権が進めた雇用政策への反省がまったくない。政務官の資格はない」と反発した。

 社民党の福島瑞穂党首も「懸命に生きている人に対する許し難い侮辱だ」と指摘し、国民新党の亀井久興幹事長は「発言に責任を感じているなら自ら辞任するべきだ」と述べた。

 一方、鳩山邦夫総務相は「言い方はまずかったが、(坂本氏の地元の)熊本には派遣村のようなものは存在しないという疑問が、あんな表現になった」と擁護。自民党の山崎正昭参院幹事長は「軽率で舌足らずな面があったが、既に謝罪しており、大きな問題にはならない」と述べた。

 坂本氏は5日の総務省仕事始めのあいさつで「本当にまじめに働こうとしている人たちが集まってきているのかという気もした。学生紛争の時の戦略のようなものが垣間見える」と発言した。(共同)

 [2009年1月6日19時28分]


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