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民主が来週中に不信任決議案提出へ

 民主党が内閣不信任決議案と麻生太郎首相の問責決議案を来週中に衆参両院に相次いで提出する方針を固めた。同党関係者が9日明らかにした。

 躍進が見込まれる12日の東京都議選の勢いに乗り、早期の衆院解散・総選挙に追い込む戦術で、鳩山由紀夫代表の政治資金虚偽記載問題に関する与党の追及を避ける狙いもある。両決議案の採決後は国会審議を全面的にボイコットする構えだ。問責決議案の可決は確実だが、不信任決議案は与党の反対多数で否決される公算が大きい。

 民主党は両決議案提出に向けた環境を整えるため、参院で審議中の臓器移植法改正案を13日に採決し、成立を図る方向で与党側と調整している。

 小沢一郎、菅直人両代表代行と岡田克也幹事長が9日昼、国会内で都議選情勢について意見交換した際にこうした国会戦術についても協議したもようだ。岡田氏は慎重姿勢を示したとみられるが、都議選結果を見た上で最終的には同意する見通し。

 菅氏はこの後の記者会見で「都議選の結果を踏まえて方向性を出す。重要法案の結論が出なければ、出せないということではない」と指摘。輿石東参院議員会長も記者会見で「来週、自公政権に別れを告げるという意味の締めくくり方を考えねばならない」と表明した。

 社民、国民新両党は共同提出に前向きで、共産党の志位和夫委員長も提出されれば賛成する意向を9日、明らかにした。

 政府が早期成立を目指す北朝鮮貨物検査特別措置法案に関して、民主党の一部には成立を図るべきだとの意見もあるが、鳩山氏は9日、党本部で記者団に「北朝鮮がノーと言えば、なかなか検査ができない。今すぐに必要なのか」と述べ、今国会での成立にこだわらない考えを示した。(共同)

 [2009年7月9日21時52分]


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