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舛添氏の「谷垣降ろし」発言で自民に波紋

 自民党の舛添要一前厚生労働相が1日の講演で「谷垣禎一総裁降ろし」に言及したことに対し、党内外で2日、波紋が広がった。党執行部は2010年度予算案の審議が参院に舞台を移すのを機に鳩山政権への追撃態勢を強めたい意向だが、党内の結束が乱れかねないと神経をとがらせている。

 大島理森幹事長は2日の記者会見で「谷垣総裁の下で頑張るのが取るべき道だ」と不快感を示し、谷川秀善参院幹事長に発言の真意をただすよう指示した。谷川氏は記者会見で「波紋があるようなのでお越しいただく」と3日にも舛添氏から事情を聴く意向を表明。参院では3、4の両日に鳩山由紀夫首相と全閣僚が出席する予算委員会の基本的質疑が行われるが、参院執行部は予算委筆頭理事の舛添氏を質問者から外す方針を決めた。

 これに対し舛添氏の勉強会に参加する山本一太参院議員は「今の党で国民の期待度、発信力で舛添氏に比肩する人はない。なぜ質問者から外されたのか分からない」と舛添氏を擁護。当の舛添氏は2日、インターネット上のコラムで「執行部には世論の変化を敏感に理解する嗅覚(きゅうかく)が乏しい。審議拒否戦略をとった責任は誰がとるのか」と執行部批判を続けた。

 一方、舛添氏から連携先として挙げられたみんなの党の江田憲司幹事長は「口で言う人はいるが、まず行動してほしい」と当惑気味だ。(共同)

 [2010年3月2日22時7分]


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