NY知事、43万円買春で辞任
【ニューヨーク12日=鹿目直子通信員】高級売春組織摘発事件で、捜査対象になっている米ニューヨーク州のエリオット・スピッツアー知事(48)の相手を務めたアシュリー・アレキサンドラ・デュプレさん(22)が、ニューヨーク・タイムズ紙の取材に「私がモンスター(怪物)のように思われたくない」と、複雑な気分を語った。
売春組織で「クリスティン」と呼ばれていたデュプレさんは先月13日、ワシントンのホテルでスピッツアー氏と会い、1時間1000ドル(約10万円)の契約で、交通費も含め計4300ドル(約43万円)受け取った。取材には、知事との関係を一切語らなかったが、情報筋は同紙に、スピッツアー氏の相手を務めた売春婦は「クリスティン」だと認めた。デュプレさん自身は訴追されていないが、この日証人として連邦地裁に登場。歌手志望だったが、スキャンダル発覚後は眠れない状態が続き、恋人とも別れたという。
スピッツアー氏は12日午前(日本時間13日未明)、責任を取り17日に知事を辞任することを正式表明。シルダ夫人と会見し「期待に応えることができず非常に残念」と釈明した。後任はデビッド・パターソン副知事が就任。パターソン氏は同州初の黒人知事となる。
[2008年3月14日9時18分 紙面から]
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