144頭のパンダの無事確認
新華社電によると、四川大地震によるパンダへの被害の有無を調べていた中国国家林業局は13日、震源に最も近い四川省臥竜自然保護区にある「臥竜パンダ保護研究センター」の86頭を含め計144のパンダの無事を確認した。
臥竜のパンダは地震が発生して以来連絡が取れなくなっていた。同センターから2頭が来園している神戸市立王子動物園も現地と連絡が取れず、パンダや職員の安否も「まったく分からない」という。しかし、林業局が衛星電話を通じて自然保護区管理局と連絡が取れ無事が確認された。
王子動物園のパンダは95年の阪神淡路大震災で被災した神戸市の「被災した子どもたちの心をいやしたい」との願いを受け、00年に来園。オスの「興興(コウコウ)」は復興の興の字から名付けられた。神戸市は同日、大阪の中国領事館に100万円の見舞金を送ると決定。同園も支援を検討するが「道がどないなっとんのかも分からん状況」で、情報収集を続けている。
一方、四川省・成都の「成都ジャイアントパンダ繁育研究基地」から1頭が来園中の和歌山県白浜町の「アドベンチャーワールド」によると、13日に研究基地と連絡が取れ、職員もパンダも無事という。新華社電によると、成都と雅安の両研究基地合計でパンダ68頭の無事が確認された。
[2008年5月14日8時24分 紙面から]
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