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ヒラリー氏最後の望み散る

 米大統領選の民主党候補指名争いで、同党党規委員会は5月31日(日本時間6月1日)、予備選を前倒しした制裁措置で資格をはく奪されたフロリダ、ミシガン両州の代議員について半数だけの復活を決めた。全員を復活させ、バラク・オバマ上院議員(46)との差を縮めたかったヒラリー・クリントン上院議員(60)の思惑は外れ、逆転の望みはほぼ消えた。獲得代議員総数(米CNNテレビ)はオバマ氏が2051人、クリントン氏が1877人で、若干差が縮まっただけだった。

 党規委は約10時間にわたり紛糾。30人いる委員のうち、13人がクリントン派、8人がオバマ派、残りが中立とみられたが、ふたを開けると中立派のほとんどが「隠れオバマ派」で、クリントン陣営はなすすべがなかった。同陣営はミシガン州の配分で、異議申し立てに踏み切る方針。クリントン氏の支持者は「オバマのハイジャック(乗っ取り)だ。本選挙では(共和党の)マケインに入れる」と猛反発しており、本選挙へ向け党内の分裂は深刻だ。

 指名獲得に必要な代議員の過半数(2118人)まで、オバマ氏はあと67人。1日行われた自治領プエルトリコ予備選を経て、3日のモンタナ、サウスダコタ両州予備選後に指名が確定する公算が大きい。

 [2008年6月2日9時5分 紙面から]


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