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「オバマ犬」選びに全米が注目

 オバマのファーストドッグは、何になるのか? 米大統領選に勝利した民主党のバラク・オバマ上院議員(47)が4日の演説で、愛娘に「子犬と一緒にホワイトハウスに行こう」と約束したことを受けて5日、米国では早くもイヌの人気投票が始まった。長女マリアちゃん(10)は「ゴールデンドードル」を希望しているが、地元紙の投票では保護施設のイヌを引き取るよう求める声が最も多かった。来年1月の新政権発足まで、イヌ論争は続きそうだ。

 勝利から一夜明けた5日、オバマ氏は新政権発足に向けた準備を始めた。多くの課題に対処するオバマ政権だけに、閣僚人事は当面の焦点。政治専門サイト「ポリティコ」によると、パウエル前国務長官(71)や故ケネディ大統領のおいに当たるロバート・ケネディ・ジュニア氏(54)ら著名人が浮上。ホワイトハウスの要となる大統領首席補佐官には、地元イリノイ州選出のエマニュエル下院議員(48)の名前が出ている。

 しかし、オバマ氏が今後頭を悩ませるのは閣僚人事だけでない。ホワイトハウスに迎える新しい家族選びも、重要な任務だ。大統領選後に子犬を飼うと2人の娘に約束していたが、世界が注目した4日の勝利演説で「マリア、ナターシャ、子犬を連れてホワイトハウスに行こう」と公約実行を宣言した。そのため、こちらの「オバマ人事」に対する関心も高まっている。

 オバマ氏の地元、シカゴ・トリビューン紙(電子版)では早速、「オバマ犬」の人気投票を始めた。これまでに9402人が回答、現段階のトップは「シェルタードッグ(保護施設に収容されているイヌ)」が、4804人と半数を超えた。マリアちゃんがおねだりしたとされる「ゴールデンドードル(ゴールデンレトリバーとプードルのミックス)」は、2位。大統領選前の米愛犬家団体の調査では1位は「プードル」と、意見は割れている。

 職務上のストレスを癒やしてくれるためか、歴代の米大統領は愛犬家が多い。現職ブッシュ大統領は04年、愛犬スポットを失うと悲しみの声明を出したほどだ。オバマ氏にとっても、愛娘との約束以上の存在になるかもしれない。

 [2008年11月7日7時11分 紙面から]


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