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麻生新首相支持率48・6%、ご祝儀なし

 麻生新内閣を受け、共同通信社が24日から実施した全国緊急世論調査で内閣支持率は48・6%だった。昨年9月の福田内閣発足直後の57・8%を下回り、91年宮沢内閣以降、11人の首相では8番目の低支持率。発足直後の“ご祝儀”による高支持率を追い風に早期の衆院解散・総選挙をもくろんでいた自民党は出はなをくじかれた。自民党はこの日、総選挙に向けた新CMと新ポスターを発表したが、党内には予想外の結果にショックが広がっている。

 総選挙に向けた「顔」として、麻生内閣に高い期待を寄せていた自民党にとって、厳しい結果が待ち受けていた。全国緊急電話世論調査は麻生内閣発足直後の24日夜から25日にかけて実施された。内閣支持率は48・6%。01年の小泉内閣発足時の86・3%には遠く及ばず、その後相次いで誕生した安倍内閣(65・0%)や福田内閣(57・8%)の支持率を下回った。麻生氏を含む最近11人の首相が率いた内閣としては、98年小渕内閣(31・9%)、94年村山内閣(33・2%)に次ぐ8番目の低さとなった。

 これまで新内閣は発足直後、期待を込めた“ご祝儀”で高い支持率を得ることが多かった。安倍、福田と2代続けて政権を投げだした痛手の回復を目指し、ご祝儀相場を追い風に解散・総選挙になだれ込む自民党の戦術はいきなりつまずいた形となった。

 世論調査では衆院解散・総選挙の時期については「景気対策に取り組んでから」が69・4%に達した。自民党内ではこれまで“ご祝儀相場”が続く中、解散・総選挙を実施する声が強かった。補正予算成立後の10月9日にも解散、11月2日に投開票という日程が有力視されていたが、政権維持を狙った露骨な選挙日程が国民の反発を招くのは確実な状況。早期の衆院解散・総選挙を危ぶむ声が上がりそうだ。

 世論調査では「首相としてのふさわしさ」では麻生首相が民主党小沢一郎代表を大きくリードした。それでも次期衆院選比例代表の投票先は自民党34・9%、民主党34・8%と拮抗(きっこう)していた。

 自民党はこの日、次期衆院選に向けた新CM、新総裁ポスターを発表。27日から放送開始のCMはテロップで「麻生」の文字を3回も映し出す。ポスターもキャッチコピーは「麻生が、やりぬく」とするなど麻生氏自身を前面に押し出している。麻生効果に早くも限界が見える中、勝算が見通せないまま衆院解散の時期を判断することになりそうだ。

 [2008年9月26日8時9分 紙面から]


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