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民主鳩山代表は麻生首相を個人攻撃

 民主党の鳩山由紀夫代表は3日、告示された東京都議選候補者の応援演説で、麻生太郎首相への“口撃”を展開した。朝、東京・築地での第一声は「決戦の夏がやってきた」と、新銀行東京や築地市場移転問題などをテーマに、まず東京から日本を変えよう、政権交代につなげようと訴えた。だが、午後になり、朝の麻生首相の演説に都政の話が無かったことを知ると「何か勘違いしている。国政の話をするならまず反省からスタートすべき」と、中心テーマを麻生首相批判に移した。

 鳩山氏は午後に訪れた江戸川区で「朝、麻生首相の演説の大半は民主党批判だったようです。どっちが与党で、どっちが野党か分からなくなったようだ」と皮肉たっぷりに切り出した。「与党は4年間、何をやってきたか胸に手を当てて考えてほしい」。話題は郵政民営化にも及び「実現すれば景気が良くなると言っていたが、何ひとつ良くなっていない。野党批判ばかりの人に国を担う意思があるのか」と切り捨てた。

 麻生首相は「政権交代は景気後退」と述べている。鳩山氏は「だじゃれを言っている。冗談じゃない。景気後退だから政権交代が必要なんだ」と声を張り上げた。批判はとどまることを知らなかった。「景気がおかしくなったのはあなた(麻生首相)の責任。何もやってこなかったのが現政権じゃないか。そういう政権に都政も国政も任せてきたのが間違い」などと激しい言葉を連発。不況の話に、街頭に集まった百数十人の多くから拍手と「そうだ」の声も上がった。

 与党からは、鳩山氏がすでに亡くなった人物から献金を受けていた問題を追及する意向だ。鳩山氏は「現時点で答えられることは会見で述べた。弁護士が調査中で、我々が必要であれば報告する」と述べるにとどめた。街頭では有権者から「個人献金をはっきりしろ」との声も上がった。

 [2009年7月4日9時46分 紙面から]


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