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宗男の復活外務委員長内定に「わくわく」

 民主党が17日、衆院の常任、特別委員長を内定し、外務委員長となる新党大地の鈴木宗男代表(61)は「宗男の復活」をテーマに掲げ、新たなステージに臨む決意を表明した。かつて強い影響力を持っていた外務省に寝返られる形で02年に自民党を離党。05年に新党大地代表として復活当選後は、質問主意書で同省の疑惑追及を続けるなど、外務省とは深い因縁がある。7年ぶりに与党中枢に復帰した形の鈴木氏は、「わくわくする」と、やる気満々だ。

 民主党は衆院の常任委員会のうち、外交政策について扱う外務委員会のトップに、外務省との因縁が深い鈴木氏を内定した。18日の本会議で正式決定する。脱官僚支配を掲げる鳩山政権だけに、外務省からみれば「天敵」のような鈴木氏の起用は、目玉的な人事ともいえそうだ。鈴木氏は「これで、国益にかなう仕事ができると思うと、わくわくします」と、やる気をみなぎらせた。

 鈴木氏は、さまざまな疑惑が噴出した02年に、外務省から次々と告発される形で自民党を離党。会見では悔し涙を流した。与党を離れて7年が経過した。しかし、会派入りした民主党による政権交代で、与党に返り咲いた。鈴木氏に新たなステージのテーマを問うと「国政の中心に戻ってきた。『宗男の復活』ですよ」と生き生きと話した。

 05年の復活当選後には、外務省が鈴木氏との接触を避けるために作成したという「宗男マニュアル」の存在が明らかになるなど、同省との関係は悪化していた。しかし、この日の内定報道を受け、さっそく外務官僚があいさつに訪れたといい、「国会の議席同様、様変わりしましたね」と苦笑。あいさつには淡々と応じたという。

 鈴木氏が政府に提出した1880通の質問主意書のうち、外務省の機密費や無駄遣い問題などについての質問は8割に上る。鈴木氏は「報復でもリベンジでもない。私は何も気にしていない」と強調しながら、「もし、(外務省側が)気にするならば、後ろめたいことがあるということですよ」とも。外務委員長なら、官僚相手に総括的な質問を行うことも可能で、追及の姿勢は与党になっても変わらない。

 岡田克也外相が調査を明言した核持ち込みについての日米の「密約」問題、北方領土問題などが今後の大きな課題となる。鈴木氏は「立法府の委員会として、行政府の内閣と歩調を合わせていきたい」と話している。

 [2009年9月18日9時11分 紙面から]


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