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補選も明暗!?民主に人垣 自民今ひとつ

 鳩山内閣発足後、初の国政選挙となる参院静岡、神奈川両補選は24日、選挙戦最終日を迎えた。民主党は、外遊中の鳩山由紀夫首相(62)に代わり、前原誠司国交相(47)ら注目閣僚を次々と応援に投入し、大勢の聴衆を集めた。一方の自民党は谷垣禎一総裁(64)自らが朝から夜まで両選挙区を駆け回り、「党再生へ向けた選挙」と必死に訴えた。鳩山民主が衆院選の勢いのまま勝利するか、谷垣自民が一矢報いるのか。25日、投開票される。

 選挙戦最終日の24日、民主党は“物量作戦”を展開した。鳩山氏が東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会合で日本を不在にする中、前原氏や菅直人副総理、長妻昭厚労相、馬淵澄夫国交副大臣らを、相次いで静岡、神奈川両県に投入。街頭演説を開いて支持を訴えた。

 特に、日本航空再建問題などで注目される前原氏は、川崎市など神奈川県2カ所を回り、街頭にはあっという間に人垣ができた。「政権交代という手段を使い、私たちは、皆さんが望んでいる税金の使い方へと大きくかじを切る。不要不急の公共事業は止める。政権交代と同じ作業が(補選でも)必要だ」と、訴えた。

 「党の顔」鳩山氏は20日、両選挙区に入っただけ。小沢一郎幹事長は終盤にかけ、各閣僚への応援を要請しており、最終日は人気閣僚を中心に、有権者の関心の高い政策を通じて、支持を訴える格好になった。

 一方、総裁として初の大型選挙に臨む谷垣氏は、とにかく必死。午前10時から午後8時まで、神奈川、静岡両県を駆け回り、街頭演説や練り歩きをこなした。民主党批判をする一方で「半世紀の与党のしがらみをこそぎ落とし、透明で公正な政党に生まれ変わって皆さんの役に立つことを誓う。補選は自民党の再生をかけた選挙だ」と強調した。

 衆院選の勢いそのまま2勝を目指す民主党に対し、自民党は1つでも白星をあげ、26日召集の臨時国会で反転攻勢に出たいところ。ただ、有権者の反応はいまひとつのようだ。

 初当選から約2カ月、初の選挙応援となった自民党の小泉進次郎衆院議員は24日夕、雨降る地元横須賀市の駅頭で政党ビラを配りながら「明日が選挙です」と、何度も呼び掛けた。「関心は低いです。あ、そうだっけ、という声もあった」と、有権者の注目が必ずしも高くない状況に触れ、「低投票率が予想される中、投票所に足を運んでいただける方を、各陣営がどこまでつかめるかという選挙になると思う」と話した。

 [2009年10月25日9時41分 紙面から]


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前原誠司

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