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予算委に鳩山“親衛隊”自民と怒声バトル

 何かと話題の民主党新人議員が、思わぬ場外バトルを引き起こした。衆院予算委員会2日目の4日、初日に続き、50人近い新人議員が“鳩山内閣応援団”として委員会室にゾロゾロ押しかけた。自民党が抗議すると、閣僚席まで巻き込んだ怒号の応酬となり、開始が8分遅れるハプニング。大半が退室して収束したが、それでも質疑中の拍手ややじは野党を圧倒した。小沢一郎幹事長(67)の教育効果か、それとも単なる大迷惑か。

 午前9時の開会直前、第1委員会室は異様な空気に包まれた。所属議員が着席した背後で、議員用の傍聴いす(約20)が置かれた空間に民主党新人の一行がなだれ込んで占拠。2日には野党側傍聴席も陣取り、拍手とやじの波状攻撃で、野党を閉口させた前例がある。自民党の町村信孝、加藤紘一両議員らは、すぐさま鹿野道彦委員長に「立ち見の人は外に出してほしい」と抗議。やじや拍手の禁止も申し入れた。

 この動きに、閣僚席の亀井静香金融・郵政民営化担当相がかみつくと、今度は「亀井は退席だ」の、やじが飛ぶ。亀井氏は「何の権限がある」と気色ばみ、別の怒号合戦に発展する始末。論戦前に、委員会は収拾がつかない状態に。結局鹿野委員長の判断で、立ち見議員の退室が決まり、新人議員は再びぞろぞろ退場した。質疑開始は8分も遅れた。その後も、入り口付近で田中美絵子議員らが立ち見で傍聴。鳩山由紀夫首相や閣僚が答弁を終えた瞬間、大拍手と声援を送り、野党をうんざりさせた。

 民主党の新人141人は、「小沢学校」での徹底教育や、行政刷新会議での仕分け作業からの除外など、話題に事欠かない。団体での傍聴行動そのものは党国対の指示だが、花形・予算委員会の風景も一変させる“影響力”に、野党側の反発は強まりそうだ。

 冒頭の場外乱闘を受け、この日自民党はやじや拍手が強まると、すぐ抗議。菅義偉議員に至っては、日本郵政社長人事をめぐる質問中、不規則発言を続けた亀井氏に「うるさい!」と激高した。自民党の質問が終わった午後3時すぎには応援軍団の数も激減し、委員会室に平穏が訪れた。

 [2009年11月5日10時27分 紙面から]


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