東京都の小池百合子知事は23日、30日に開講する自身の政治塾「希望の塾」に、4000人を超える申し込みが寄せられていることを明らかにした。

 衆院東京10区補選で若狭勝氏が勝利を収めた後の、共同インタビューで明かした。

 小池氏は「私のツイッター、フェイスブックでお知らせしているだけですが、4000人を超える方がご参加(応募)の見込みです」と述べた。「政治を学びたい、政治に触れてみたいという方が、東京のみならず、全国津々浦々におられる。その現実を受け止め、真の学びの場として、より政治に関わる方々を増やすことが、政治の質の向上にもつながる」と、述べた。

 同塾は、将来的に「小池新党」に発展するとの臆測もあるが、小池氏は否定的な見解を述べている。

 一方、若狭氏は「小池さんが新党をつくるのかは分からない」とした上で、今回、自民党公認で当選したことから「もし小池新党がつくられても、参加する気持ちは今のところはありません」と述べた。