民進党の蓮舫代表は27日の定例会見で、電通に勤務していた女性新入社員が、昨年12月に過労自殺した問題について「その広告代理店は、以前も過労死で労災認定がされている。全く教訓が生かされておらず、あってはならないことだ」と指摘した。「クリスマスに、大切に育てたお嬢さんが(母親に)メールを送ってくるのはおかしい」と、母としての心境を吐露。今国会に長時間労働の規制法案を提出したと述べ、「こういう悲しい思いを誰もせずにすむよう、積極的に審議したいと提案しているが、今の政権はのんでくれない。なぜなんだという思いがある」と述べた。

 一方、次期衆院選に鞍替えする場合、比例代表東京ブロック1位に出馬すると報じられたが、「一切ありません」と、否定した。