小池百合子都知事は28日、都内の都道府県会館で東北6県の知事らと面会し、「20年東京五輪・パラリンピックの開催効果の東北への波及について」という要望書を受け取った。東京大会での文化プログラムに、東北の祭りや伝統芸能を取り入れたり、6県住民参加による聖火リレーの実施を組織委員会に働き掛けることなどを求められた小池氏は、あらためて東京大会を「復興五輪」に位置づける意向を表明。「IOCの方も東京に来ている。東北の方に、復興をキーワードにとお願いされたことを伝えたい」と述べた。