第45回ベストドレッサー賞の発表・授賞式が11月30日、都内で行われ、小池百合子都知事ら7人が受賞した。小池氏は環境相だった05年以来、2度目の受賞。薄いウールを使った黒のロングドレス、青のジャケット姿でレッドカーペットを歩き、「何度いただいてもうれしい」と喜んだ。報道陣に、ドレスのすそが透けてセクシーだと問われると、「これも情報公開の一環」と、目指す都政改革の理念に引っかけて笑わせた。

 「長く生きているので、あまりこだわりはない。都民ファーストの実現1点に集中しようと思っている」と述べ、勝負服の百合子グリーンも「必要な時は着る」と強調。一方、五輪会場の見直しでバレーボールの結論を先送りした問題は、「1歩1歩進めています」と、多くを語らなかった。