東京都の小池百合子知事が23日、都庁内でボッチャ“初勝利”を挙げた。国際パラリンピック委員会(IPC)のフィリップ・クレイバン会長率いるIPCチームと対戦し、都庁チームが第1エンド5-0、第2エンド3-0の合計8-0で圧勝した。

 第1エンド、小池氏の第1投が圧勝の決め手だった。得点の起点となる白ボールのすぐ手前に自軍の赤ボールを投じた。日本ボッチャ協会の村上光輝強化部長は「相手のコースをふさいだ良いプレーだった」と絶賛した。

 小池氏は1月9日、音楽グループEXILEと対戦するも敗戦。公の場では2戦目となったが、ハイタッチをするなど大喜びの初勝利を挙げた。小池氏は「私たちがやるようになってボッチャの認知度が2・4%(14年都民への調査)から40%(正しくは39%=17年1月)になった。パラリンピックではまだまだ知られていない種目もある。盛り上げていきたい」と語った。