-財務省は、値引きに関して、森友学園から額を非公表にしてくれと言ったと言っている
国有地の購入は初めて。近畿財務局から電話が来た時、非公表でいいんじゃないか、というくらいの感覚だった。
-小学校の設立申請を級に取り下げた理由は?
2月23日に、安倍首相が私のことを「しつこい人だ」と発言され、伝聞したところ、財務省が資料を焼却したと聞き、風向きが変やなと。弁護士を通して「10日間、身を隠してくれ」と言われてから、どんどん学園への批判がおかしくなった。籠池の人間像も悪いというふうになった。大阪府も、3月4日まで通すと言っていたのに、難しいという方向になった。公権力が私に対して、人権的な圧力をかけてきた、これ以上やったら、とんでもないことになると思ったら、弁護士から「取り下げた方がよろしい」とアドバイスがあった。公権力に沿ったアドバイスだったのか…お調べいただきたい。
-取り下げのアドバイスの理由はあった?
今の状況で考えると、私学審で答申が降りないと。担当官との調整も弁護士がやっていたので、つかみかねるからご意見を聞いた。聞いてしまったために、申請を取り下げたので、大阪府の賠償請求はしにくい。利益は違反行為だと思う。
-酒井弁護士は、取り下げ後、辞任した
マスコミによく出ている、取材を受けすぎるのが理由。自分の描きたい絵が描けないからだと思う。
-私も弁護士。守秘義務は重い。酒井さんは降りた途端、しゃべっているのが不思議でしょうがない
取り下げの時も、会見で横につくものだと思ったが。どうも、よく分からないことが…身を出して弁護しなければいけない人間に対して、していなかったのでは。
-8億円の値引きは、酒井さんが知っていることだろうが、発言が食い違う。証人喚問をお願いしたい。次に小学校の認可。畠府議がいつから何を頼んでいたか?
設置義務緩和の時期は、畠先生の動きは全くございません。畠先生が府議を降りられ、在野の方になられてから思いをご相談した。平成23、24年くらい…その辺、はっきりと致しておりません。
-私学設置基準の緩和は23年に申し出て24年に緩和になった。土地が売り出されたのは25年
小学校を作りたいと畠先生には申し上げていた
-畠府議には何を期待し、何をさせた?
畠先生はすばらしい方で、私どもの教育の方針も理解したので、ご協力いただければと。もちろん、行政府の高級役人、同両議員、松井府知事への言葉掛けです。
-引退した人に、そんな力がある?
維新の党が大阪に出来たときの府議会議長。維新の党にとっても重要な立場の方だったと思います。
-誰に声かけた
「こんなこと、言うておいたでぇ」など言っていただいた。精神的にも支えていただいた。
-声がけしてもらった、具体的な名前は?
元自民党だった維新の議員には声掛けいただいたと。当時、維新には国会議員はいないので、府会議員かと。
-東徹議員は現参院議員
住之江区出身で私とはじっこん。規制緩和の時にお願いしますと申し上げた。
-大阪府の私学設置基準の緩和については相談した。値下げなどは?
その辺りは相談しておりません。